ペルシャ絨毯,パキスタン絨毯,キリムのセール開催!!

ハグみじゅうたん展

キリム

キリムで豊かな空間を

キリム暖かなで鮮やかな色合いで、個性的なデザインのキリムは、和風、アジアン、欧米風、シンプル、モダン、アンティークなど、どんなテイストのお部屋、インテリアともマッチします。心地よい空間を作り出し、お部屋のインテリアをセンスアップ。
夏はさらりとした涼しさ、冬はウールの暖かさがあり、季節を問わず使用できます。また、敷物としてだけでなく、壁に飾るタペストリーやソファカバーなど、様々なアクセントとしても活躍します。

キリムとは

キリムとは中近東の遊牧民が、ヤギ、羊、らくだなど身近な動物の毛を使い、生活用具として作った毛足のない平織り・つづれ織りの平らな織物です。
敷物、布団や衣類の収納、食料の保存袋など、様々な用途に使われ、折り畳んで持ち運べる生活用具でありながら、生活に潤いと彩りを添える伝統工芸品でもありました。
その歴史は古く、絨毯よりも古い起源を持つと言われています。
代表的な産地はイラン、トルコ、アフガニスタン、中央アジアなどです。
  • 遊牧民の生活から生まれた実用的で生活に密着した織物
  • 自分たちが飼っている羊やヤギの毛を平織りで織り上げたもので容易に畳むことができ遊牧に適している
  • 絨毯と言うよりマルチシートと言うほうが正しいくらい多様な使われ方をされている
  • 移動用テントの天井断熱材・壁の断熱材・敷物・風呂敷・収穫物を入れる袋・馬やロバの鞍 等々
  • 色や模様は部族・家族内でずっと受け継がれてきたものが主流で多くのキリムに動物がモチーフとなった柄が入る

キリムの柄

キリムの模様は部族や産地によってそれぞれ個性があり、それらは祖母、母、娘へと、伝統的な技法とともに代々受け継がれています。
文様は自然や動物を直線的で幾何学的にデザインされたものが多く、織り手の女性達の夢、願い、祈りなど様々な思い表現されています。
左右対称ではなく、突然色や形が変わったりしていることも多く、その自由さ、おおらかさもキリムの魅力のひとつです。
ここで、代表的な文様の一部を紹介します。

  • 種類
    特徴
    幸せ、豊穣を意味する。基本形は6点の星。
  • 種類
    特徴
    邪視、邪悪な考えから身を守る魔除け。目を抽象化した三角形やダイヤ形。
  • 種類
    動物
    特徴
    生活の安定や幸福の祈願を表す。羊、ラクダ、鳥など。
  • 種類
    エリベリンデ
    特徴
    女神像、多産、繁栄などの願いが込めらる。
    女性の胸と腰を強調したデザイン。
  • 種類
    生命の木
    特徴
    不滅の繁栄、永遠の命などを表す樹木。

キリムの選び方

キリムは、現在織られているニューキリム、40〜100年前に織られたオールドキリム、100年以上前のアンティークキリムの3つに分けられます。

ニューキリムの質を決めるポイント

糸の質
さわるとコシがあり、表面に光沢があるものは上質なウール糸を使用しています。
織りの技法
織り目の密度の高いものが、丈夫で耐久性があります。
染色方法
天然染料と化学染料の2種類あります。天然染料は落ちついた色調で使い込むほどに輝きと深みが増します。化学染料の場合は鮮やかな発色となります。現在織られているものは、安価で短時間で簡単に染めることができるため、ほとんどが化学染料です。
キリム

オールドキリム・アンティークキリム

オールドキリム・アンティークキリムは、今から40年以上前の古い時代に、女性たちが家族のために思いを込めて織り上げ、実際に生活の中で大切に使われてきたものです。
使い込まれた分だけ、色合いは深い味わいがあり、手触りはしなやかで柔らかです。
産地に寄るオリジナリティも高く、サイズもまちまちで同じ色柄はほとんどありません。
織られた年代や歴史的背景や希少価値など、品質以外の面でも評価されます。
ポイントは色々ありますが、インテリアアイテムとして楽しむのであれば、年代や価値にこだわらず、できるだけたくさんのキリムを見て、サイズ、予算、自分の好みのデザインや色合い模様の印象などで、楽しく自由に選んでください。
きっと、「このキリム、好きだ!」と、直感で感じるキリムに出会えるはずです。

以外と簡単!キリムのお手入れ

普段のお手入れは、掃除機でホコリをとり、ときどき陰干しをする程度で大丈夫です。
洗いたい場合は、ぬれたタオルでこすってみて色落ちしないようであれば、織り目にそって軽く水洗いか、ウール専用洗剤で洗い、形を整えて陰干ししてください。
オールドキリムなど、色落ちしそうな場合はドライクリーニング店へ。

↑上へ戻る